[2005.09.30]
  憧れ以上の理由


 ▼Nasa plans return to Moon by 2020(BBC NEWS)【英語】
  http://news.bbc.co.uk/1/hi/sci/tech/4261522.stm


 「だから,憧れのままにしておいてはいけないこと,の筆頭に,いつまでもあるのですよ」と,猫先生は云いました。

quote:米国航空宇宙局(NASA)は,2020年までに再び月へと舞い戻る計画を発表した。NASAのマイケル・グリフィン博士は,1040億ドルかかるこのプロジェクトで4人の宇宙飛行士を新しい宇宙船で月に送ると述べた。NASAは2004年1月のジョージ・ブッシュ大統領による放言によって,宇宙探査計画を発動させた。その展望によって,月に再び人を送り,その先に火星への有人飛行を目指している。あなたからの意見,「わたしたちが空を見上げ,再び想定できないところを探査することは,素晴らしい」。

 記事中にあるように,NASAが月に人を送ったアポロ計画は1968年から1972年のこと。合計12人が月の地を踏みしめたことになっているが,すでにそれから30年以上も経ってしまっている。アポロの月面着陸は全部嘘だったんぢゃないかと普通に云われるぐらいに(過去記事),中途半端なままになっている感じがするのだけど,実際はあまりにも当時としてはハデにやり過ぎて,もうやることがあんまり残ってないだけの状態とも云われたりする。よくよく考えれば,アムンセンが南極点に到達したのが1911年,その後ポツポツと航空機も利用した南極大陸上陸の話はあるものの,南極での基地建設が活発になるのは世界大戦後の1940年代後半,1950年代だった。つまり,40年近くの間があると云うこと。それっくらいの時間的間隔は,あって当然と考えた方がいいのだろうか?

 月は,観光目的か,エネルギー資源確保か,そんな目的のためのゴールになっているようだけど,もうひとつは,天体観測もありそうだ。月自体が天体のひとつであるいまでは話が変になるが,地球上からみえる星の数と,月の上からみえる星の数は大きく異なる,と云われる。大気や余計な邪魔者がなにひとつなく,夜空を見上げられる月は,天文学者にとっては天国になるだろう。より遠くへと眼を延ばすのに,月より最適な場所は地球上にはない。エネルギー確保とかそんなのはどうでもいいが,その夜空をみるためなら,憧れ以上の存在にしてもよさそうに,思う。

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